【 夏のマスク肌荒れ問題 】どうすれば起こらない!?どうすれば治る!?
2022/08/05Taebisグループ情報
「今年もマスクで肌荒れしてしまった!」と困っている方いらっしゃいませんか?
まだまだ続く暑い日々・・今年は10月まで残暑が続くかも?なんて予報も出ています。そこで今回は!"マスク肌荒れを起こさないための方法"と、"ひどくなる前に早めに治すための方法"をご紹介します。
マスクで肌荒れする原因
なぜマスクをしていると肌トラブルが起こりやすいのか?その原因は大きく3つあります。
・過剰な皮脂分泌
蒸れやすい夏場はマスク内が高温多湿になり、汗や皮脂の分泌が促進されます。汗や皮脂がマスクの内に留まることで、雑菌や二キビの元となるアクネ菌が繁殖しやすい環境に。
また、酸化したメイク汚れなども雑菌を繁殖させる要因となり、その結果ニキビや吹き出物ができる原因となってしまいます。
・マスクの素材・肌の擦れ
マスクの繊維と肌が擦れることによって肌に刺激が加わります。夏は汗を拭いたり、水分補給の回数も増えるため、必然的にマスクの脱着する回数は増えます。
摩擦により肌に刺激が加わると、各層がはがれてバリア機能が低下し肌は弱い状態になります。そのため、外部からの刺激に過敏になり、敏感肌になりやすくなるのです。また、使用頻度の多い使い捨ての不織布マスクの多くは化学繊維でできていて表面が毛羽立ちやすく、肌との摩擦が起こりやすいため炎症や肌荒れを起こす原因の一つです。
・肌の水分の蒸発・乾燥
夏のマスク内はとても高温になり蒸れやすいですが、マスクを外した時には、急激な温度変化と水分の蒸発がおこり、肌は乾燥状態になります。肌が乾燥すると皮膚のバリア機能が低下し、細菌やウイルスでダメージを受けたり、外部からの刺激を受けやすくなるため、肌荒れをおこしやすくなります。
マスクの肌荒れをおこさない!3つの対策
蒸れやすい夏のマスクの中。どのように対策すれば良いか?3つの対策をご紹介します。
1 毎日のスキンケアをしっかりと
マスクの肌荒れ防止対策の1つ目は、毎日のスキンケアです。殺菌や擦れに負けない肌のバリア機能を高めるには、毎日の肌のケアがとても大切です。
①肌に付着した汚れはしっかりと洗い流す
マスク着用後の肌は敏感になっています。クレンジング剤をする際は、ダブル洗顔の必要のないものを使用し、できるだけ擦らずに優しくなじませましょう。洗顔は、低刺激な洗顔料をしっかり泡立てて、泡で包み込むように洗うように洗います。
②保湿をしっかりと行う
夏はマスクによる刺激の他にも、紫外線やエアコンの影響で肌の水分と油分のバランスが崩れやすい時期でもあります。保湿は丁寧に行いましょう。
化粧水は手で肌に吸い付けるように押し当てながら浸透させます。叩いたりこすったりせずに優しく浸透させましょう。乾燥が気になる箇所には2度付けしてたっぷりと保湿します。
③保湿後はクリームで蓋をする
保湿をしっかりとした後は、水分が蒸発しないようにクリームや乳液でしっかりと蓋をします。
2 マスクの素材に気をつける
マスクの肌荒れ防止対策の2つ目は、マスクの素材です。
肌に触れるとゴワゴワしたり、チクチクしたりする素材のものは避け、肌触りのやさしい天然素材のマスクを選ぶのがおすすめです。とはいえ、不織布マスクの着用を求められることもありますので、そんな時は、不織布マスクと肌の間にガーゼやコットンを挟むと刺激が和らぎます。
また、顔のサイズに合っていない小さいマスクを使用していると摩擦や擦れも多くなりますので、マスクのサイズにも気をつけましょう。
3 マスクを外した時はこまめな保湿を行う
マスクの肌荒れ防止対策の3つ目は、マスクを外した時の肌の乾燥対策です。
マスクを外した際には、こまめにミストタイプの化粧水などで肌を潤してからマスクを付け直すとお肌の乾燥を防ぐことができます。この時の化粧水は抗菌作用のあるものを使用すると、肌の雑菌の繁殖も抑えられるのでお勧めです。
当店で取り扱いしている商品でお勧めのスキンケアアイテムは、ホワイトニングVCです。保湿作用・抗菌作用に加え、ビタミンC誘導体を配合しているので夏の外出の際に紫外線を浴びたお肌のケアにも◎。
マスクの肌荒れを治す!
では、「マスク荒れしてしまった!」そんな時はどうケアをしたら良いか?対策をご紹介します。
1 軽度の症状の場合
乾燥やカサつき・軽い赤みなど軽度の症状の場合は、上記でご紹介したマスク肌荒れをおこさない対策を行い、しっかりとした保湿、刺激の予防を行なってあげると自然に回復することが多いです。
・スキンケアの前に肌の汚れをキレイに落とせているか?
・洗顔料・スキンケアの方法で肌へ刺激を与えてしまっていないか?
を再確認し、ケアを行なってあげてください。
肌荒れを起こしているときは、これ以上ひどくならないように優しい素材のマスクを使用しましょう。
軽度のニキビや吹き出物ができてしまった場合は、抗炎症作用のあるケア剤を使用してあげると治りが早いです。当店で取扱しているアイテムでいうと、オールインワンジェルのクリスタルジェルがお勧めです。
ニキビなどの炎症を抑制してくれる他、日焼けしてしまった肌の鎮静作用もありますので、お顔以外にも腕や首元など、粘膜部位以外全身に使用ができます。夏の肌ケアとしても活躍してくれるアイテムです。
2 痒み・ヒリヒリ感・吹き出物がひどい場合
皮膚の炎症がひどい場合は、ステロイドの軟膏が処方されることもありますので、皮膚科を受診した方が治りが早いです。
処方された塗り薬を使用し症状が改善したら、再度肌荒れをおこさないように肌のバリア機能を高めましょう。
毎日のスキンケアの積み重ねや、ケアの方法を見直すことでマスクトラブルなく過ごすことができます。できる範囲で対策をしながら健やかな肌を保ちましょう。
また、潤いのある肌づくりには身体の中を潤すためにこまめな水分補給も大切です。
熱中症予防も含め、こまめに水分を取りながら体調にお気をつけてお過ごしください。